よくあるご質問

  • Q1.保育園と幼稚園の違いは?
    保育園は児童福祉法で規定された「児童福祉施設」であり、保護者が就労していたり、病気や介護等で家庭で十分保育出来ない場合に、家庭に代わる生活の場です。
    幼稚園は学校教育法で規定された「学校(教育機関)」であり、幼稚園教育要領の五領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)に基づいて幼稚園生活を行います。
  • Q2.カトリックの幼稚園ってどんなところですか?信者さんが多いのでしょうか?
    神様からいただいた命に感謝し、希望と喜びを持って自分らしく生きることができる心を養います。行事としてはマリア祭、七五三、クリスマス会等があり、生まれたことの感謝の心や困っている人を助けようとする思いやりの心を育んでいます。園児のほとんどが信者ではありません。子どもたちは園長先生(神父様)から聞く神様のお話が大好きです。
  • Q3.モンテッソーリ教育ってどんな教育?
    こちらをご覧下さい。
  • Q4.「お仕事」って何ですか?
    モンテッソーリ教育における「お仕事」とは通常、私達が考える事柄とは全く異なります。モンテッソーリの著書の中で『子どもは適切な方法で援助が与えられさえすれば、自分で自分を築く事が出来る。大人の仕事が生産的労働であるならば、子どもの仕事は人間を形成する事であり、子どもはその仕事で疲れる事がなく活動を続けながら成長し、そのエネルギーを増加していくのである。』と示されています。このように「お仕事」が意味している事は、子ども達一人ひとりがおかれた環境の中で『自分づくり』をする為に自身の感覚と運動を使って行う様々な活動の事なのです。
  • Q5.縦割り保育とはなんですか?
    縦割り保育とは、異年齢(3歳児、4歳児、5歳児)の子どもたちが一つのクラスで一緒に社会生活をします。大きい子どもたちは小さい子どものペースに合わせて、待ったり、手伝ったり、励ましたりして、自分も大きく成長していきます。又、小さい子どもは大きい子どもの手助けによって安心して楽しい園生活を送ることができます。子どもたちがそれぞれ持ち味を生かし、温かい心の交流の場を多くし、家庭的な雰囲気をかもしだしながら生活していきます。
  • Q6.どうして縦割り保育なんですか?
    3.4.5歳の子ども達が幼稚園生活で学ぶ事は、自立の心と社会性及び人間関係を築く事です。子どもが自然に身につける事が出来るように、家庭や社会と同じ環境(異年齢)で過ごせるように縦割り保育なのです。異年齢保育においては、年上の子ども達が年下の子ども達を教師以上に上手に教えている姿が見受けられます。年下の子ども達の模範になるよう行動し、進んでお世話をする事で独立心や思いやりの心、積極性や社会性を獲得していくのです。年下の子どもも年上の子どもの様子を見る事で、いろいろな事に興味・関心を持ち、自ら進んで活動に取り組む事が出来るようになります。また、年長児の中でも自立出来ていなかったり、友達との関わりがうまく出来なかったり、集団に馴染めない子どももいます。そういう子どもにとっても「小さな先生」として慕われる事で自信が持てるようになりとても有効なのです。特に、一人っ子の家庭においては同年齢の集団を形成するより異年齢の中で経験する必要性があると思います。
  • Q7.縦割り保育やモンテッソーリ教育は小学校に行ってから子どもが戸惑う事はないのでしょうか?
    自立を目指す教育をしていきます。どんな年齢においても大切な、自分で選び、考え、行動する事を目指しています。それはどのような場面でも臨機応変に対応していける社会性を身に付けることでもあります。尚、縦割り保育を実施している園では、同年齢の子どもたちと一緒に活動する横割活動を取り入れています。仲間意識を深め、お互いを高めあっています。